iPadがいよいよ北米で予約開始ということで、少し考察してみる。
・Appleなりのnetbookではないか?
⇒家庭だけでなく、外にも持ち出すことが可能。ビジネス向けとしては難しいか?
⇒ただし、プレゼンテーション作成ソフトなどが用意されている事を考えると想定していない訳でもない?
・障がい者向けデバイスとして有効ではないか?
⇒apple自体が、障がい者向けを大きくアピールしている節がある。
・メイン機能の一つで有るiBooksが日本版には無い。
ePubフォーマット
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100312ATDD050CD11032010.html
電通がiPad向けに雑誌を有料配信。
⇒iBooksとは別か?
iLoungeによると、AppleがiBooks の説明を一部変更しており、
iBooksはiBookstoreからダウンロードしていない非DRM ePub形式の電子書籍もサポートするそうです。
これにより、外部から入手した自作のePub形式の電子書籍などをiTunes経由でiPad上のiBooksへ転送し、閲覧可能とのこと。
http://www.ilounge.com/index.php/news/comments/ibooks-to-support-regular-epub-titles/
インタラクティブ電子本
http://japanese.engadget.com/2010/03/04/penguin-books-ipad/
・販売予測
北米予約開始6時間で9万台?(推測)北米では3/12予約開始
今年の販売予測は全世界で1000万台?(保守的予想で400万台)
Spec
・9.7インチ 高解像度LEDバックライトIPSディスプレイ(1024*768)
・680g
・最長10時間バッテリー
北米での価格設定
http://store.apple.com/us/browse/home/shop_ipad/family/ipad
●まとめ
現状、日本版の発売では3Gをどのキャリアがどの位の価格帯で提供するかが見えていないが、AT&Tのように月額2000円程度で利用できるというのは考えにくいか。
予想では月額5000円前後。別で携帯やiphoneも契約している事を考えると少し厳しい。
そう考えると家で利用するのみのwifi型が8割程度になると予想。
(Softbankがiphoneユーザー向けにipadの特別プランを出すという事も考えられるので、その場合はもう少し3Gユーザーが増えるかも。)
現状では、iBooks storeが発売日に日本向けへ提供される可能性はほぼ無いだろう。
また、北米では提供が予定されている映画やTVの配信も日本での配信予定は無さそうだ。
今のところは、ipod touchの画面が大きくなってスペックが上がったというイメージ。
(もちろん、それだけでも享受できるメリットがあるというのは、言うまでもないが。)
発売日にはもちろん盛り上がるだろうが、日本で継続的にシェアを伸ばすために鍵になるのは、
やはりiBooksだと考えている。
これは日本における本の再販制度における問題が非常に大きいのだが、一刻も早く解決してサービスを提供できればと希望している。
その時にはKindleも日本で発売されているだろうなぁ。
個人的には、漫画専門のリーダとstoreを日本が世界向けて発信する時だと思っているんだけど、どっかやらないかなぁ。